沈黙が砂のように私を埋めつくすだろう―スペイン山奥の廃村で、降りつもる死の予兆を前に男は独り身をひそめる。一人また一人と去り行く村人たち、朽ちゆく家屋、そしてあらゆるものの喪失が、圧倒的な孤独と閉塞の詩情を描き出し、「奇蹟的な美しさ」と評された表題作に加え、地方を舞台に忘れ去られた者たちの哀しみを描いた短篇「遮断機のない踏切」「不滅の小説」の訳し下し二篇を収録した文庫オリジナル。(出版社の紹介文)
筆者:フリオ・リャマサーレス 木村榮一/訳
発行年:2017年
発行元:河出書房新社
サイズ:文庫サイズ
製本仕様:ソフトカバー
状態:カバーにスレ、ヨレあり。本文の状態は良好です。
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