東京で五十過ぎまで刑事生活一筋に生きてきた八坂は、ある日、車が母子を轢いた現場に遭遇する。居合わせた男の証言によって過失の事故と判明し、運転していた御曹司は無罪に近い判決を受けた。2年後、八坂は証言者が御曹司の運転手として働いているのを知る。その哀しき理由とは……。(「第一話 証言」)同情すべき事情、共感できる動機。犯罪者それぞれの背景に心揺れる八坂。だが、それでも……。哀愁漂う連作刑事ミステリ。(出版社の紹介文)
編者解題・日下三蔵 カバー・田島昭宇
著者:山田風太郎
発行年:2011年
発行元:角川書店
サイズ:約 106x148x10mm
製本仕様:ソフトカバー
状態:一般的な古本。カバーにスレあり。
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