舞台は明治末から大正の頃の東京。主人公は身寄りのない娘おくみ。ことさらに劇的な展開があるわけではない。おくみは恋をする、しかし恋ともいえぬ淡いものである、ここに登場する人々の暮しぶり、立居振舞、会話、なべて時はゆるやかに優しく流れる。のち童話作家に転換する小説家鈴木三重吉(1882−1936)の代表作。(出版社紹介文より)
解説・中島国彦
筆者:鈴木三重吉
発行年:1997年
発行元:岩波書店
サイズ:約 106x150x9mm
製本仕様:ソフトカバー
状態:一般的な古本。
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