麻薬中毒と自殺未遂の地獄の日々、小市民のモラルと既成の小説概念のいっさいを否定し破壊せんとした前期作品集。“二十世紀旗手"という選ばれた自負と「生れて、すみません」という廃残意識に引き裂かれた現代人の心情をモザイク的構成のうちに定着させた表題作、後年「人間失格」に集約される精神病院入院の体験を綴った『HUMAN LOST』ほか『虚構の春』『創生期』など7編を収録。(出版社紹介文より)
解説・奥野健夫
筆者:太宰治
発行年:1988年
発行元:新潮社
サイズ:約 106x150x9mm
製本仕様:ソフトカバー
状態:カバーにキズ、ヨレ、シワあり。本文ヤケあり。
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