疎開先の津軽の生家で書き綴られた、新しい自由な時代を迎えた心の躍動が脈うつ珠玉編『津軽通信』。原稿用紙十枚前後の枠のなかで、創作技巧の限りをつくそうと試みた中期の作品群『短篇集』。戦時下の諷刺小説『黄村先生言行録』シリーズ。各時期の連作作品を中心に据えて、それに戦後期の『未帰還の友に』『チャンス』『女神』『犯人』『酒の追憶』を加えて編集した、異色の一冊。(出版社紹介文より)
解説・奥野健夫
筆者:太宰治
発行年:2006年
発行元:新潮社
サイズ:約 106x150x10mm
製本仕様:ソフトカバー
状態:一般的な古本。カバーにキズ、ヨレ、シワあり。本文は使用感少なめです。
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文庫本は小口の研磨がおこなわれているものがあります。
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