「恥の多い生涯を送って来ました」。そんな身もふたもない告白から男の手記は始まる。男は自分を偽り、ひとを欺き、取り返しようのない過ちを犯し、「失格」の判定を自らにくだす。でも、男が不在になると、彼を懐かしんで、ある女性は語るのだ。「とても素直で、よく気がきいて(中略)神様みたいないい子でした」と。ひとがひととして、ひとと生きる意味を問う、太宰治、捨て身の問題作。(出版社紹介文より)
2008年の「新潮文庫の100冊」での限定Specialカバーです。解説・奥野健夫
筆者:太宰治
発行年:2012年
発行元:新潮社
サイズ:約 106x150x7mm
製本仕様:ソフトカバー
状態:一般的な古本。カバーにキズ、シワあり。
*状態につきましては、正確な情報を記するように心がけていますが、すべて店主の主観による判断になります。
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文庫本は小口の研磨がおこなわれているものがあります。
古本の味わいとしてご理解の上ご注文下さいます様お願い致します。