箱男(新潮文庫) 安部公房

385円(税35円)

ダンボール箱を頭からすっぽりとかぶり、都市を彷徨する箱男は、覗き窓から何を見つめるのだろう。一切の帰属を捨て去り、存在証明を放棄することで彼が求め、そして得たものは? 贋箱男との錯綜した関係、看護婦との絶望的な愛。輝かしいイメージの連鎖と目まぐるしく転換する場面(シーン)。
読者を幻惑する幾つものトリックを仕掛けながら記述されてゆく、実験的精神溢れる書下ろし長編。(出版社紹介文より)
解説・平岡篤頼

筆者:安部公房

発行年:1982年

発行元:新潮社

サイズ:約 106x150x8mm

製本仕様:ソフトカバー 

状態:カバーにシワ、ヨレあり。一般的な古本。

*状態につきましては、正確な情報を記するように心がけていますが、すべて店主の主観による判断になります。
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文庫本は小口の研磨がおこなわれているものがあります。

古本の味わいとしてご理解の上ご注文下さいます様お願い致します。



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