典型的なデカダンスの詩人ヴェルレーヌは、市民意識の高揚する激動のパリに生き、霊肉の相剋に苦しみ敗残の姿をさらしながら、独特の音楽的手法を駆使した斬新な詩的世界を確立した。
本書には、明快な表現と優雅な感覚に富む第一詩集『土星の子の歌』、短かった幸福な日の形見草『やさしい歌』ほか『艶かしきうたげ』『無言の恋歌』など、詩人の永遠の魂の歌を網羅した。(出版社紹介文より)
筆者:ポール・ヴェルレーヌ 堀口大學/訳
発行年:1990年
発行元:新潮社
サイズ:約 106x150x11mm
製本仕様:ソフトカバー
状態:カバー背ヤケ、ヨゴレあり。本体小口にシミあり。本文は使用感なし。
*状態につきましては、正確な情報を記するように心がけていますが、すべて店主の主観による判断になります。
お客様のご判断とのずれが生じる可能性がございます。
文庫本は小口の研磨がおこなわれているものがあります。
古本の味わいとしてご理解の上ご注文下さいます様お願い致します。