民俗学者折口信夫のもう一つの顔、歌人釈迢空(しゃくちょうくう)。両者は一にして二ならず、学者と詩人の稀有の融合であった。情念の暗がりを内に秘めた詩人は生涯歌に憑かれ、古代のいぶきを山に、海に、旅に感受し、みずからの息づきとした。「永久(とわ)なるものを 我は頼むなり」――幽明にひそむ生の躍動は、永遠の命へと読む人をいざなう。(出版社紹介文より)
筆者:折口信夫 富岡多惠子/編
発行年:2010年
発行元:岩波書店
サイズ:約 106x150x15mm
製本仕様:ソフトカバー
状態:一般的な古本。
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文庫本は小口の研磨がおこなわれているものがあります。
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