明治24年(1891)に文語体で出版された「黄金丸」を、大正10年(1921)に自らが口語体に書き直した本の復刻版です。
新旧の比較が容易なように、文語体の原文を上部に小さな活字で組み、下に大きな活字で「書き直しこがね丸」を組んであります。
また折り込みのモノクロ写真で著者の現在と30年前の姿が同じポーズで掲載されていて面白いです。資料的な価値も素晴らしいですが、
新書判サイズくらいのコンパクトなサイズで、可愛い子犬の描かれた函の色使い、本体の郷土玩具をあしらったデザインも素敵です。
筆者:巌谷小波
発行年:1976年
発行元:ほるぷ出版
サイズ:約 108x180x16mm
製本仕様:ハードカバー 函入り
状態:一般的な古本。経年のわりに使用感少なくきれいな状態です。
*状態につきましては、正確な情報を記するように心がけていますが、すべて店主の主観による判断になります。
お客様のご判断とのずれが生じる可能性がございます。
古本の味わいとしてご理解の上ご注文下さいます様お願い致します。