幼くして母を失ったマヌエラは、愛される事を渇望する情熱的な少女だった。しかし、彼女の無邪気な愛は否定され、寄宿女学校に入れられてしまう。厳格な規律無理解な先生方、自由のない縛られた生活…。
そんな毎日の中で少女達の希望の灯は、若く聡明なベルンブルク先生ただ一人だった。(出版社紹介文より)
1931年にドイツで映画化され評判となった作品です。
赤いギンガムチェックの装丁が素敵な「角川文庫マイディアストーリー」シリーズです。
このシリーズは作家の氷室冴子が当時多くが品切れとなっていた、いわゆる「家庭小説」と言われていたジャンルの再販の企画を持ち込み実現したものです。
筆者:クリスタ・ウインスローエ 中井正文/訳
発行年:1991年
発行元:角川書店
サイズ:約 106x148x14mm
製本仕様:ソフトカバー
状態:カバーに少しスレあり。本文の状態は良好です。
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(文庫本・コミックスなどは小口の研磨がおこなわれているものがあります)
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