ハーメルンの笛吹き男 (ちくま文庫) 阿部謹也

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330円(税30円)

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遠くヨーロッパ中世、市井の人びとは何を思い、どのように暮らしていたのだろうか。本書から聞こえてくるのは、たとえば石、星、橋、暦、鐘、あるいは驢馬、狼な《ハーメルンの笛吹き男》伝説はどうして生まれたのか。13世紀ドイツの小さな町で起こったひとつの事件の謎を、当時のハーメルンの人々の生活を手がかりに解明、これまで歴史学が触れてこなかったヨーロッパ中世社会の差別の問題を明らかにし、ヨーロッパ中世の人々の心的構造の核にあるものに迫る。新しい社会史を確立するきっかけとなった記念碑的作品。(出版社の紹介文)解説・石牟礼道子

著者:阿部謹也 

発行年:1988年

発行元:筑摩書房

サイズ:約 106x148mm(文庫版)

製本仕様:ソフトカバー 

状態:カバーにスレ、ヨレ、ヤケあり。一般的な古本です。

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