三年間、なにもしないで時代劇ばかりみていた。テレビの中では毎日のように悪人が誅せられ、善人が希望に満ちて旅立っていく。進展しないのはわたしだけ。ただただ、朝が来て昼が来て夜が来て、喰らい酔って眠りこけていたのである―。町田康にかかれば、日本語はこんなにおもしろい。瞠目のエッセー集。(出版社の紹介文)
筆者:町田康 大槻ケンヂ/解説 寺門孝之/カバー
発行年:2003年
発行元:講談社
サイズ:約 106x148mm(文庫版)
製本仕様:ソフトカバー
状態:カバーにスレ、ヨレあり。一般的な古本です。
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