数千年来の常民の習慣・俗信・伝説には必ずや深い人間的意味があるはずである。それが記録・攻究されて来なかったのは不当ではないか。柳田の学問的出発点はここにあった。陸中遠野郷に伝わる口碑を簡古かつ気品ある文章で書きとめた「遠野物語」、併収の「山の人生」は、そうした柳田学の展開を画する記念碑的労作である。(出版社紹介文より)
解説・桑原武夫
筆者:柳田国男
発行年:2010年
発行元:岩波書店
サイズ:約 106x150x14mm
製本仕様:ソフトカバー
状態:カバーにスレ、ヨレあり。経年並みの一般的な古本。
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文庫本は小口の研磨がおこなわれているものがあります。
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