大塩平八郎の乱の始末記。当時の経済・社会の問題を背景に、陽明学者でもあった平八郎が乱を起こすにいたった心理上の経過をも織り込んである。「堺事件」は武士の切腹を実録によってとり扱い、欧米人がこれにいかなる反応を示したかを描いたものである。鷗外はその簡潔明確な文章で、日本の歴史小説にあざやかな一線を画した。(出版社紹介文より)
解説・斎藤茂吉
筆者:森鴎外
発行年:2001年
発行元:岩波書店
サイズ:約 106x150x6mm
製本仕様:ソフトカバー
状態:一般的な古本。背色褪せ、本体シミあり。
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