将軍として精神病院に君臨してきた蘆原老人が長い狂気の眠りから目醒めた時、世界が崩壊した――正気と狂気の渾然とした現実世界のナンセンスを突く表題作。一枚の切符を発端に、懐かしい故郷の駅に降り立った男を次々に襲う悪夢をシュールなタッチで描く『乗越駅の刑罰』。他に『万延元年のラグビー』『ヤマザキ』など、奇想天外なアイディアとブラックユーモアに満ちた全10編。(出版社紹介文より)
解説・長部日出雄
筆者:筒井康隆
発行年:1976年
発行元:新潮社
サイズ:約 106x150x11mm
製本仕様:ソフトカバー
状態:カバーにスレ、キズ、ヨゴレあり。本体ヤケあり。通読に問題はありません。
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