めぐみとかすみは新制中学一年のクラスメート。赤の他人ながら瓜二つ、誕生日も同じとあって親しくなっていく。鵠沼での夏休み、上級生・容子への憧れや嫉妬。微妙にすれ違っていく友情の行方は?日本人初のノーベル文学賞受賞作家・川端康成による幻の少女小説。昭和二十九年から月刊誌『女学生の友』に連載された貴重な秀作が蘇ります。玉井徳太郎による連載当時のイラストも多数収録。また川端が戦前に『セウガク一年生』に寄稿した短編「樅ノ木ノ話」も当時の誌面のまま収載しています。解説は娘婿の川端香男里氏と、生前の著者と親交のあった瀬戸内寂聴氏。(出版社紹介文より)
筆者:川端康成
発行年:2017年
発行元:小学館
サイズ:約 106x150x13mm
製本仕様:ソフトカバー
状態:一般的な古本。使用感は少なめです。
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文庫本は小口の研磨がおこなわれているものがあります。
古本の味わいとしてご理解の上ご注文下さいます様お願い致します。