北陸敦賀の旅の夜、道連れの高野の旅僧が語る、若かりし日に僧が経験した飛騨深山中の怪異陰惨な行脚物語。「高野聖」は自由奔放な幻想の中に唯美ロマンの極致をみごとに描き出した、鏡花文学の傑作である。併収の「眉かくしの霊」は木曽街道の旅話に怪談的詩境を織り込んだ作者晩年の佳作。(出版社紹介文より)
解説・吉田精一
筆者:泉鏡花
発行年:1989年
発行元:岩波書店
サイズ:約 106x150x6mm
製本仕様:ソフトカバー
状態:カバーにスレ、キズあり。本体少しヤケあり。
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文庫本は小口の研磨がおこなわれているものがあります。
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