ロマン派の夕暮れ、リアリズムの勃興と期を同じくして現われ、前人未到の手法によってフランス象徴主義の道を拓いた天才詩人ボードレール。彼は、世紀末の匂いを濃厚に漂わす『悪の華』『巴里の憂鬱』の二巻をもって、近代詩の基礎を築き、
後世の文学者に絶大な影響をあたえた。本書は、その『悪の華』から65編、散文詩集『巴里の憂鬱』から7編を、詩人堀口大學が精選し、流麗な名訳で紹介。(出版社紹介文より)
筆者:ボードレール 堀口大學/訳
発行年:1990年
発行元:新潮社
サイズ:約 106x150x7mm
製本仕様:ソフトカバー
状態:カバー背ヤケ、ヨゴレあり。本体小口にシミあり。本文は使用感なし。
*状態につきましては、正確な情報を記するように心がけていますが、すべて店主の主観による判断になります。
お客様のご判断とのずれが生じる可能性がございます。
文庫本は小口の研磨がおこなわれているものがあります。
古本の味わいとしてご理解の上ご注文下さいます様お願い致します。