ボードレールやヴェルレーヌなどフランス近代の詩人の作品から、荷風(一八七九―一九五九)が自らの琴線に触れた詩を選んで流麗な日本語に移した訳詩集、甘美な恋愛をうたう一方で悪や死に牽かれてゆく冷酷な心理、また享楽主義といった荷風文学の諸要素が早くも表れている。巻末にフランス語の原詩を付した。(出版社紹介文より)
解説・及川茂
筆者: 永井荷風/訳
発行年:1991年
発行元:岩波書店
サイズ:約 106x150x13mm
製本仕様:ソフトカバー
状態:一般的な古本。
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