明治31年(1898)刊行された本の復刻版。前・中・後・續・續々編の全5冊。本書は紅葉が装釘に組版に口絵に、最も意を凝らした美装本として天下に流布した。前後編の口絵は硯友社同人の武内桂舟
が描き、殊に前編の熱海海岸の図は大評判になり賛否交々の批評が出た。中編は河村清雄、続篇はその頃美術院出品で売出した鏑木清方の筆であり、原画は彩色画である。(別冊解題より)
著者:尾崎紅葉
発行年:1982年
発行元:日本近代文学館
サイズ:約 160x233x55mm(全5冊)
製本仕様:ハードカバー
状態:一般的な古本。使用感はあまりないです。
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