日本の伝統や権力支配の構造を象徴的手法で暴露、批判した詩集『鮫』(一九三七)は、徹底したエゴイストで、一貫して「異邦人」でありつづけた金子光晴(一八九五‐一九七五)の本領が発揮された昭和詩史上最も重要な作品の一つである。代表作『こがね虫』『鮫』『蛾』『落下傘』『愛情69 』等から秀作を選び、その全体像に迫るアンソロジー。(出版社紹介文より)
筆者:金子光晴
発行年:1995年
発行元:岩波書店
サイズ:約 106x150x19mm
製本仕様:ソフトカバー
状態:カバーにシワ、ヨレ、ヨゴレあり。本体ヤケあり。
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